

河上修(ウッドベース)
鹿角郡十和田町毛馬内生まれ。
16歳の時、音楽の世界へ。74年渡辺貞夫カルテットでデビュー。翌年には日本代表として、 スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバルへ出演、大好評を博す。
師である渡辺貞夫からは、仕事よりも遊びをまじめにやる事の大切さを学ぶ。渡辺は河上によくこう言った。「遊びの ヘタな人から出てくる音にはゆとりが無い。
バイタリ ティが無い。つまらない。」また、「そんな事でジャズに勝てるのか。 ジャズに勝てない人間が人生に勝てるのか」とも。
◆ 77年八城一夫氏の名盤「サイドバイサイドアゲイン」に参加。
◆ 79年から5年間、世良 譲トリオにて活躍。
リーダーアルバムは「ジャンプフォージョイ」「ディアオールドグッドウィン」「ミスターダブルベース」。ジャズの 参加レコーディングは優に200を超える。
ポップス・ニューミュージックの人気アーティストのアルバムにも多数参加。 その顔ぶれは夏木マリ、クレモンテ ィーヌ、中島美嘉、大江千里、稲垣潤一、
コーザ・ノストラ、ムッシュかまやつ、和田アキ子、hiro、akiko、SMAP、、等他、実に多彩な顔ぶれ。近年では自己のレーベル「(株)JAH!JAH!JAH! records」
の代表プロデューサーも務め、作曲・編曲も多数手掛けている。ピチカート・ファイブ小西康陽プロデュースの東京クーレストコンボの ベーシストでもあり、
映画では山田洋次監 督の「男はつらいよ」シリーズの最後の作品まで20作余の音楽制作に参加している。
多彩な音楽キャリアと領域を誇る河上だが、アーティストとして今一番心の芯に燃えているものは、”ジプシージャズ” への熱い思いだと言う。形式ばらず、格好もつ けず、そこに音楽を聴きたい人がいれば街角の路上でもウッドベース一本 でリズムを弾き出す。そのパルスが、聴く人の体を揺らせ、口笛を吹かせ、笑顔を作る。「過去でもなく未来でもなく、 今この瞬間に集い会っている喜びを共有したい・・・」。38年を経て、河上 修の世界はますます味わい深くなる。